作家 Life Story

Atelier

今月20日より開催の「 島 時 間 」二人展に出展頂く、

工房 彩砂(るり)の小野田郁子さん、工房コキュの芝原雪子さんの器の魅力に迫ります!

​おふたり共出身は沖縄ではなく、故に沖縄らしさに留まらない魅力的な作品をつくり続けています。

ガラス作家 小野田郁子さんのガラスとの出会いは

約7年前に竹富島を旅した際に宿で扱われたグラスが小野田さんの桃土のくびれグラスでした。珊瑚礁でできた竹富島にはまだ素朴な沖縄の原風景が広がり、小野田さんのグラスがとてもしっくりきました。伝統的な"琉球ガラス"のカラフルで力強いイメージとは少し違い、厚めでぽってりとした琉球ガラスらしさはそのままに、抑えめな品と柔らかなフォルムに透明感とあたたかさを感じ、東京の我が家の空間にも溶け込み、かつ竹富島で感じたゆったりとした風を我が家でも感じたいと連れて帰りました。そしてやっと今回、皆さまにご紹介できる機会に巡りあえました。

工房 彩砂  小野田 郁子

「沖縄の空気を運ぶ琉球ガラス」

小野田さんのアトリエは、沖縄県読谷村(よみたんそん)にある吹きガラス工房彩砂(るり)。

琉球ガラスの名工・稲嶺盛吉氏に弟子入りし読谷村の"宙吹きガラス工房虹"で10年以上修行したのち独立。 外人住宅を工房として制作しています。

 

小野田さんのガラスは泡盛のビンなど、廃ビンの再生ガラスを使って作る再生ガラス(琉球ガラス)は、厚みがあるのが特徴。アトリエには原料となる大量の空き瓶が並びます。青いのがザンクロ「残波」という有名な泡盛瓶。

再生ガラスは、長い時間やわらかい原料ガラスと違い、すぐ固くなり、割れてしまうとのこと。一点一点全集中して作られています。

 

こちらは店主が 竹富島で出逢った"桃土グラス"。

手に馴染むフォルムのこのグラスは、

水に溶かした粘土を表面に付けてから吹くことによってガラスを覆った粘土の表面が裂け目をつける技法でつくられたもの。

小野田郁子さんのガラスで、皆さんの食卓に温かさと彩りを取り入れて頂ければと思います。

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